エスクァイアで訪ねるおすすめスポット「仏隆寺の千年桜」 名前の通り樹齢900年を超える奈良県下最古の桜です。又兵衛桜と同じ奈良県宇陀市で、クルマで30分程度の距離のところにあります。今回は前回記事のとおり午前流に又兵衛桜を見て、昼から仏隆寺の千年桜を見に行ってきました。 仏隆寺の千年桜 仏隆寺は空海の高弟である堅恵(けんね)が嘉祥3年(西暦850年)に創建したと伝わる歴史あるお寺です。そしてこのお寺までの石段の途中に樹齢900年を超える「仏隆寺の千年桜」があります。幹周り7.7mで根元から11本に分岐し、樹高16mと大きさでも奈良県下最大の桜となっています。そしてこの桜、もともとは山桜とされていたものが、鑑定の結果、山桜とエドヒガンの亜種であるモチヅキザクラの1型であることが判明。このモチヅキザクラは山桜の形質も兼ね備えており学術上貴重な桜だそうです。 満開の時期は? 千年桜は例年4月の中旬ごろが見頃のようですが、今年は私が訪れた4月10日前後が満開でありとてもラッキーでした。さすが樹齢900年を超える巨木だけあって、遠目から見てもあれが千年桜だと一目で分かる立派な佇まいです。こんな巨樹がお寺の境内や庭園ではなく、仏隆寺までの石段の途中に何気に生えていることに、何かしらの物語を感じずにはいられません。 人出は? この千年桜は又兵衛の桜と違ってかなり近くまで行くことができ、真下から迫力ある桜を鑑賞することができます。でも、これだけたくさんの人が来ているとなると木が弱らないか心配ですが… 例年の人出は3000人程度のようですが、私が訪れた日は、前日に毎日放送の「せやねん」に取り上げられたばかりということもあり、人出は通常よりかなり多かったようです。また、この日は、花見会が開催されており、フリーマーケットのようなものも出されておりちょっとしたお祭りの雰囲気でした。 アクセス 公共交通で行くのはバスの便数が限られていることから結構大変なようです。 マイカーの場合、お寺に10台ほど駐車場があるようですが、私が行った日は麓の「内牧グランド」が臨時の駐車場になっており、マイカーでお寺まで行くのは遠慮してほしいとのことでした。実際に交通規制がかかっているわけではないのであくまでも遠慮という表現になるのですが、確かにあの細い道をみんながクルマで上って行けば、大混乱になることは明白なので、とてもありがたい運用です。 グランドから仏隆寺までは2km程度ということもあり、シャトルバスが出ていました。中には歩いている方もいましたが、上り坂をひたすら上ることになるため、30分以上かかるようです。臨時駐車場は協力金300円、シャトルバスは片道100円でした。個人的にはシャトルバスは絶対利用した方がいいと思います。 まとめ 幸運にも初めての訪問で満開の千年桜を見ることができました。ただ、天気はうす曇りとイマイチだったので、次回は晴れた中で満開の千年桜を見ることができればと企んでいます。奈良県宇陀市には他にも樹齢数百年の桜が何本もあり、一本桜の宝庫となっています。来年はどこに行こうか今から迷っています。 関連記事 ・エスクァイアで訪ねるおすすめスポット「又兵衛桜」 ・エスクァイアで訪ねるおススメスポット「玉川の桜」 ・(2日目)エスクァイアで初長距離ドライブと車中泊を体験 ・(前夜発~1日目)エスクァイアで初長距離ドライブと車中泊を体験 ・いよいよエスクァイアの納車! http:// スポンサーリンク ランキングに参加しています。少しでも面白いなと思ってもらえたら応援よろしくお願いします。 にほんブログ村PR