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「にわとしゃべるとー、いちにちぬれてー、あめがあがーて、くしゃみをひとつー・・・にじがー、にじがー、そらにかかあて、きっとあしたはいいてんきー」
リビングの机から床に向けて滑り台のように張り付けられた雨傘の入っていたビニール袋に、もうすぐ5歳になる息子がこの歌を口ずさみながら、クレヨンでカラフルな色を塗っていきます。幼稚園で習ってきたようで妻も正式な歌は知らないようですが、とても暖かい気持ちになる歌です。
「にじ」が歌詞に出てくる歌は世の中に五万とあるので、わからないかと思いながら「にじ 歌」と入れて調べて見ると意外にもすぐわかりました。歌の題名は「にじ」。作詞は、シンガーソングライターで絵本作家でもある新沢としひこさん。作曲は、こちらもシンガーソングライターで絵本作家でもある中川ひろたかさん作曲の歌だそうです。結構いろんな方がカバー曲を出されています。
息子は「にわとしゃべるとー・・・」と歌っていたのですが、正しくは「庭のシャベルが一日濡れて、雨が上がってくしゃみを1つ」のようでした。歌詞は3番まであり、どれも雨が降っていたところから雨があがって空に虹がかかっている様子を謡っています。どの歌詞もとてもシンプルでわかりやすく、目の前にその光景が思い浮かんできます。それが子どもの頃に感じていた虹に対する明るく暖かい気持ちが思い起こさせられ、とても心に染みわたります。そしてこのシンプルな歌詞に曲が重なり、より一層歌詞のもっている中身を引き出しています。多分、息子も歌詞の意味が分かるから、気に入って歌っているのではないかと思います。
最近、音楽番組を見ても記憶に残る歌を聴くことがありません。メロディーが頭に残ることはたまにありますが、歌詞が心に響くことはまずありません。それよりも、子ども番組に出てくる歌の方がずっとずっと心に残る歌詞が多いことに気づきます。子ども相手に難しい言葉や遠回りな表現は伝わらないからでしょう。この歌は、誰かに気持ちを伝えるときの言葉の大切さを改めて気づかせてくれます。私は文章を書くのが苦手なので、もっともっと言葉を大切に、伝える力をつけられるよう努力しなければと思いました。
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