エスクァイアの売却を考える まだ買ったばかりでいきなり売却の話というのも先の話をし過ぎている気もしますが、そんなことはないと思います。クルマは購入する時の値引き額にはとても敏感なのですが、売却価格には疎くなりがちです。「いやいや、私は一括査定も頼むなど売却額にも力をいれているよ。」という方もいると思いますが、それは戦術の話であって、もっとちゃんとした戦略があれば、もっと有利な価格で売れていたかもしれません。 どうして今から売却を考えるの? その点、株式や不動産などの投資の場合、購入した時点で終わりということにはなりません。購入した株式や不動産を売却までできててはじめて1つの投資が完結したことになります。たまに、自分が購入した株がいくらになった(ことがある)と言う話をされる方がいますが、その話には何の価値もありません。購入した株の株価が上がったけど最終的に売った価格が購入価格より低ければその投資は失敗です。良い投資とは、購入する前から売却という出口を見据えた計画を持っていることがとても重要なのです。 この記事を見ている方は、エスクァイアを購入される前の状況の方が多いと思います。だからこそ、購入を検討しているクルマの出口(売却)のことも考えておくということで、後々損をなるべく減らしましょうというお話です。 売却にあたって考えるポイント 売却時期 一般的にはフルモデルチェンジが行われると旧モデルの車両が大量に中古市場に出回ることになり一気に売却額が下がりますので、フルモデルチェンジまでに売るというのが1つの答えだと思います。 エスクァイアと兄弟車のノアの場合、これまでの2回のモデルチェンジは約6年半ごとに行われています。クルマの買い替えサイクルは平均7年と言われていますので、ノアやヴォクシーをフルモデルチェンジのタイミングで購入した方はちょうど次回のモデルチェンジあたりで買い替えを検討し始める時期に重なるのではないでしょうか。その場合、少し早めに買い替えを検討した方がお得になるかもしれません。 車種・カラー またもう1つ売却する際に、注意する必要があるのは、人気のない車種、人気のない色(白、黒以外)のクルマは安くなるということです。あまりみかけないクルマは希少性があるから高く売却できるのではなく、需要がないので安くしか売れません。これは買い取る側の気持ちを考えればわかりやすいのですが、いつ売れるかわからないクルマを購入することは、リスクを背負うことになるのでその分安くなります。その点、人気車種で人気の色の車は、すぐに売れるので市場価格に近い値段で買い取ってもらいやすいです。流動性が高い(=売りやすい)ものは高く売却でき、流動性が低い(=売りにくい)ものは安くなります。 エスクァイアの場合 エスクァイアは、販売台数でみるとヴォクシーやノアより人気は落ちそうなので中古車市場での評価は劣りそうな気がします。ただモデルチェンジのサイクルはノアやヴォクシーと同様のサイクルになりそうですのでどちらかといえば長めになりそうです。 また、最近はアジアを中心にトヨタのアルファードやハリアーの中古車の人気が非常にあるようで、かなり高くで売却できるようです。エスクァイアの場合、このパターンに当てはまるか分かりませんがトヨタでは高級車の位置づけのようですので、ひょっとすると人気がでる可能性はあるかもしれません。 とはいえ、クルマは投資と全く同じではありませんので、結局は自分のライフサイクルや好みにあったクルマを購入する方が、全体としては満足感は高いと思います。なので、今回の話はあくまで付属の話として考えてもらった方がいいと思います。 関連記事 ・ノア/ヴォクシー/エスクァイアとセレナ、ステップワゴン、どれを選びますか? ・私がなぜノア、ヴォクシーではなくエスクァイアを選んだのか? ・エスクァイアを中古車でお得に購入するには ・エスクァイアの新車の値引きはいくらだったのか ・エスクァイアの新車はいつ買うのがお得か http:// スポンサーリンク ランキングに参加しています。少しでも面白いなと思ってもらえたら応援よろしくお願いします。 にほんブログ村PR