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トヨタセーフティセンスC(toyota safety sense C)ってどうよ?

トヨタエスクァイアは、2016年1月のマイナーチェンジされたモデルから、自動で衝突を回避する安全装備「トヨタセーフティセンスC(toyota safety sense C)」が搭載されるようになりました。まだまだ乗り始めたばかりですが、この間、私なりに感じた「トヨタセーフティセンスC」への感想をまとめてみました。

そもそもトヨタセーフティセンスCとは?



トヨタが2015年から導入を開始している普及型の安全パッケージで、コンパクトカー向けのものが「トヨタセーフティセンスC」となります。一方、上級者向けのものには、さらに高性能な「トヨタセーフティセンスP」が搭載されています。

※以下トヨタホームページからの引用
Toyota Safety Sense Cの主な特長

・衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。

・レーンディパーチャーアラート(LDA)
カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。

・オートマチックハイビーム(AHB)
カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。

トヨタセーフティセンスCの各機能の感想

衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)

さすがに購入して1,000kmも走っておらず、この機能が作動するような場面に遭遇していないので実際の体験談は語れませんが、1つ言えることは、運転していて安心感があるということです。

ただ、私の場合、以前の記事に書いたように運転中にトヨタセーフティセンスの3つの機能が故障したというメッセージが出た(その後エンジンを切ったら表示は消えましたが)ことがあり、ひょっとしたらいざという時に作動しないのではという不安はあります。今度1カ月点検の際にディーラーで確認してもらおうと思います。

プリクラッシュセーフティの評価として、必ず作動するとは限らないため、お守りみたいなものだと言う話を良く聞きます。でも、私は全く違うと思います。お守りはいくらぶら下げても、衝突時に減速してくれることはありません。でもこのプリクラッシュセーフティは、100%作動しないにしてもかなりの確率で減速をしてくれます。

例えば、一般道で60km/hで走行中に停まっているクルマに衝突しそうになった場合、プリクラッシュセーフティが機能しても完全に停まることはできませんが、衝突するまでに30km/hまで減速してくれます。速度が1/2になれば、衝突時のエネルギーは1/4になります。自分や相手への影響をどれ程抑えることができるかと考えれば、この機能は「お守り」ではなくれっきとした「安全装備」だと思います。

レーンディパーチャーアラート(LDA)

お恥ずかしい話ですが、この機能は先日の旅行で何度か鳴らしてしまいました。一般道ではたまに誤作動がありますが、高速道路ではかなり正確にレーンをはみ出した場合にのみ警報を鳴らしてくれる印象です。大体は曲がり道など、意図的に端を走行しているため警報が鳴るというパターンがほとんどですが、ぼーっと運転している時に警報がなり、気づけば端に寄っていたということもありました。高速道路は単調になりがちなので、こういった機能は未然に事故を防ぐためにも有効だと思います。できればスバルのアイサイト3みたいに、車線を逸脱しそうになったらハンドルを切ってくれる機能まであると嬉しいのですが。

オートマチックハイビーム(AHB)

この機能は使い勝手に賛否が分かれるところではないでしょうか。大抵の人はハイビームを山の中以外で使うことはほとんどなかったと思いますが、この機能を使えばもっと積極的にハイビームを使用することができます。ただ、対向車のライトを感知してローに切り替えた瞬間、障害物で一瞬対向車のライトが消えると、またハイビームに切り替わる場合もあり、気の小さい私は、パッシングをしているように思われるのではないかと落ち着かない気分でした。 またこの機能をONにするためには、レバーを奥に倒す必要があり、女性など、手の小さい方はウィンカー操作が少しし辛くなるというデメリットもあるようです。うちの嫁さんは、これが理由で運転する際には使わないと初めから宣言をしています。

トヨタセーフティセンスに物申す



エスクァイアを高級車だというならば「セーフティセンスはPにしてほしい!」と言うか、メーカーオプションでセーフティセンスのCかPのどちらを搭載するか選べるようにしてほしかったです。確かにコンパクトカーを購入する人は予算を重視する人が多く、そこへの配慮でしょう。

でも、安全性だけはお金をかけてでも必要と考える人もいると思います。ぜひメーカーオプションで選べるようにしてほしいです。後付けは無理なようなので我が家のエスクァイアがPになることはなさそうですが(苦笑)。

まとめ

個人的には全車種でセーフティセンスはPにしてほしいところですが、Cであってもこれまで何もついていなかったクルマと比較すると遥かに安全性は高まっていると思います。これから出てくるクルマはこれらの安全機能が搭載されていることが大前提になってくることでしょう。エスクァイアの中古車の購入を検討されている方は、現時点ではセーフティセンスCが搭載されていないものがほとんどなので、この辺りはよく考えて選ぶ必要があると思います。

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